山購入で電柱・鉄塔での敷地使用料ゲット!?山購入による不労所得を解説
不労所得には株式や不動産などが王道で多くの方が知っていたり、すでに投資していたりする方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、世の中にはまだまだ認知度の低い不労所得も数多く存在しています。
そこで今回はそんなまだまだ知られていない不労所得の中でも山購入における敷地使用料での不労所得について解説していきます。
- 山購入で敷地使用料ゲット?
- 山購入での敷地使用料のやり方
- 山購入で敷地使用料を手に入れるメリット・デメリット
- 山の購入をするなら他の事業活用も前提に
- 土地ありの太陽光発電を買うならタイナビで探すのがおすすめ
ちなみにその他のまだまだマイナーな不労所得に関しては以下で解説しているため、そちらをご覧ください。


山購入で敷地使用料ゲット?

ではそもそも山購入で敷地使用料を手に入れる投資とはどういうことなのか。
基本的に山というのは余程のことがない限り、扱いづらい上に使い道がなく資産価値としてはあまりないものの代表例で誰がそんなものに敷地使用料なんて払うんだと疑問に思うのは当然だと思います。
しかし、こういった山にも敷地使用料を払う存在がいるのです。
それが鉄塔や電柱を建てる必要がある電力会社や通信会社です。
基本的に山に囲まれた街や集落、住宅があったり、電力施設などが山奥にあったりすると電力会社や通信会社は山の中にも電柱や鉄塔などのインフラ網を建てなければなりません。
その際に私有地である山や土地に建てる必要がある場合、電力会社や通信会社はその私有地に電柱や鉄塔を建てた数に応じて毎年敷地使用料を払う必要性が出てきます。
よって山を購入した際に電柱や鉄塔があった場合、管轄の電力会社や通信会社が払う敷地使用料を狙うのが山購入による敷地使用料投資なのです。
山購入で敷地使用料を狙う理由
しかし、この電力会社や通信会社が払う敷地使用料は山に限らず、畑や住宅の土地でも敷地に電柱や鉄塔を建てていれば支払われます。
ではなぜ山購入で敷地使用料を狙うのか。
理由としては平地や住宅街、畑などの土地を購入するよりも山を購入した方が土地の取得費用が圧倒的に安いからです。
例えば、平地や住宅街、畑などの土地を取得しようとすると同じ面積でも取得に数千万円単位のお金がかかることがザラにあります。
一方で山であれば手放したい人も多く、高くても数百万円、人によっては数十万円から数万円、数千円単位で売却してくれることも少なくありません。
また、中には電柱や鉄塔が建っていることを知らず、電力会社や通信会社に敷地使用料を請求し忘れている人も多いため、掘り出し物が見つかることも多いです。
そのため、山の購入であれば非常に低単価で敷地使用料を狙った土地の収集がしやすいのです。
電柱・鉄塔の敷地使用料
では肝心な通信会社や電力会社が電柱や鉄塔に支払う敷地使用料はいくらなのか。
基本的に住宅や畑、山林なのかによっては料金が変わりますが、山林ではどこの山林でも以下のような金額になることが一般的です。
やや少ないようにも感じますが、基本的にこれは電柱や鉄塔1本あたりの金額になるため、その山林において電柱や鉄塔の数が多ければ多いほど料金が増えることになります。
例えば、自分の持っている土地に100本の電柱や鉄塔が建っていた場合は年に2万1500円の敷地使用料が支払われることになります。
山購入での敷地使用料のやり方

では具体的にどうやって山購入での敷地使用料を手に入れるのか。
以下は簡単に山購入での敷地使用料を手に入れるやり方をまとめたものになります。
まずは、実際に車で山林を回ったり、Googleマップや土地売買検索サイトなどで電柱の数を確認しながら選定していきます。
売買サイトで実際にその山林が売っていればそこで購入、売っていない場合現地に赴いて所有者の確認や売る気があるかなどの確認、交渉、購入。
山林の電柱を確認して電力会社や通信会社の管轄を調べてその管轄の電力会社や通信会社に所有者が変わったことを申請。
山購入での敷地使用料を手に入れる際の注意点
ちなみに山購入での敷地使用料を手に入れる際には注意点もあります。
それはただ山を購入しても電柱や鉄塔がなければ意味がない点と電柱や鉄塔があっても購入しただけでは敷地使用料は振り込まれない点です。
- 山に電柱や鉄塔があるかどうか
- 通信会社や電力会社に申請の必要性
実際にむやみに山を購入しても電柱や鉄塔がなければそもそも意味がありません。
加えて、仮に電柱や鉄塔があってもいちいち電力会社や通信会社は所有者を確認して支払うわけではないため、所有者が変わったことを報告しなければ元の所有者などに支払われていまいます。
よって山を購入して電柱や鉄塔の確認をしたら電力会社や通信会社に所有者が変わったことを報告する必要性があります。
山購入で敷地使用料を手に入れるメリット

では具体的に山購入で敷地使用料を手に入れるメリットにはどういったものがあるのか。
そこで以下では山購入で敷地使用料を手に入れるメリットについて解説していきます。
- 電柱や鉄塔周りの手入れをしてくれる
- 本当の不労所得になる
- 山で他の事業もしやすい
電柱や鉄塔周りの手入れをしてくれる
まず、1つ目の山購入で敷地使用料を手に入れるメリットとしては電柱や鉄塔周りの手入れをしてくれる点があります。
理由としては電柱周りの清掃や木の伐採などは電力会社や通信会社が行ってくれるからです。
例えば、自分が所有する山林は基本的に自分で費用を出して木やごみなどの管理をしなくてはなりません。
一方で電柱や鉄塔が建っている場合その電柱や鉄塔周りの木の伐採や清掃などの管理は電力会社や通信会社など電柱や鉄塔を運営する業者が請け負ってくれます。
そのため、自身で管理する手間がある程度省けます。
よって電柱や鉄塔周りの手入れをしてくれる点が山購入で敷地使用料を手に入れるメリットの1つだと言えるでしょう。
本当の不労所得になる
2つ目の山購入で敷地使用料を手に入れるメリットとしては本当の不労所得になる点があります。
理由としては基本的に電柱や鉄塔は電力会社や通信事業者などが管理するからです。
例えば、不動産投資やコインランドリー投資など不労所得と謳われているものの中には意外と自分が動いたり、管理したりする必要性が多く本当の不労所得とは言えないものも多々あります。
一方で山の購入における敷地使用料の場合は基本的にその使用料が発生しているものに関しては何もする必要性がありません。
よって本当の不労所得になる点が山購入で敷地使用料を手に入れるメリットの1つだと言えるでしょう。
山で他の事業もしやすい
3つ目の山購入で敷地使用料を手に入れるメリットとしては山で他の事業もしやすい点があります。
理由としては電柱や鉄塔が建っていることで送電がしやすくなるからです。
例えば、電柱や鉄塔がない山の場合そこで電力を送ったり、供給するとなると新たに費用を拠出して電柱などを建てることになります。
一方で電柱がすでに建っていると敷地使用料を得つつその山で他の事業をする場合太陽光発電投資などが考えられますが、電柱があることでそのまま太陽光発電の電力を送ることができます。
そのため、事業などもしやすい上にそのまま敷地使用料も得られるという一石二鳥な形となります。
よって山で他の事業もしやすい点が山購入で敷地使用料を手に入れるメリットだと言えるでしょう。
山購入で敷地使用料を手に入れるデメリット

一方で山購入で敷地使用料を手に入れるデメリットとしてはどういったものがあるのか。
以下では山購入で敷地使用料を手に入れるデメリットについて解説していきます。
- 土地の管理責任を負う
- 土地の境界線が曖昧な可能性
- 売却しづらい
土地の管理責任を負う
まず、1つ目の山購入で敷地使用料を手に入れるデメリットとしては土地の管理責任を負うという点があります。
理由としてはその山の土地でトラブルや問題があった場合、責任や費用などは自身が負うことになるからです。
例えば、山では土砂崩れや不法投棄などの問題が時々発生しますが、土砂崩れの場合は市町村が対策を講じるように指定した場合や危険が予知できて放置した場合は責任を問われたり、費用負担が求められます。
また、不法投棄は自身は悪くはないですが現実問題として犯人が突き止められて賠償を求めたり、撤去費用を負担させることができない限り自腹になってしまいます。
よって土地の管理責任を負うという点が山購入で敷地使用料を手に入れるデメリットだと言えるでしょう。
土地の境界線が曖昧な可能性
次に2つ目の山購入で敷地使用料を手に入れるデメリットとしては土地の境界線が曖昧な可能性がある点があります。
理由としては山には明確な境界線が引かれていないため、所有者間で揉める可能性があるからです。
例えば、山を無事に購入できたとしても隣接している他人の山があったり、他の所有者が入り組んで保有している山だと境界線が曖昧で明確に把握できることの方が少ないです。
そのため、電柱や鉄塔なども曖昧な場所に建っている場合、敷地使用料の獲得でも揉める可能性があります。
よって土地の境界線が曖昧な可能性がある点が山購入で敷地使用料を手に入れるデメリットだと言えるでしょう。
売却しづらい
3つ目の山購入で敷地使用料を手に入れるデメリットとしては売却しづらい点があります。
理由としてはそもそも山の購入者は少ないからです。
例えば、山で電柱や鉄塔などがあり敷地使用料を得られたとしても管理などを考えると手を出しづらいと考える人は多いです。
そのため、山は需要が少ないがゆえに安く売りに出されているわけで買い集める時は買いやすいですが、売る時は同じくらい安く売りに出さなければ買われることはなく、処分する際はなかなか難しいのが現状です。
よって売却しづらい点が山購入で敷地使用料を手に入れるデメリットだと言えるでしょう。
山の購入をするなら他の事業活用も前提に
結論としては山購入で敷地使用料を得る場合は他の事業活用も前提に考えておくのが良いと言えるでしょう。
理由としては山の購入で敷地使用料を手に入れても1本の電柱・鉄塔あたり年250円程度と少額だからです。
確かに山の購入でひたすら電柱・鉄塔のある山を買い集めていけばある程度の収入は見込めますが、そこまで集められない場合はある種おまけ的な収益にしかなりません。
よって山購入で敷地使用料を得る場合は太陽光発電投資などある程度事業としてその山を使いつつ、その副収入として敷地使用料を手に入れる程度が王道なやり方だと言えるでしょう。
土地ありの太陽光発電を買うならタイナビで探すのがおすすめ
ではそんな太陽光などの事業を目的とした山などの土地を購入するのであればどういったものを活用すれば良いのか。
おすすめとしてはタイナビ発電所を活用して物件を探すのが良いと言えるでしょう。
理由としてはタイナビ発電所では土地付きの太陽光発電の物件サイトですでに太陽光発電所として土地活用がなされている土地を購入することができるからです。
そのため、敷地使用料が得られそうな電柱や鉄塔がありそうな山でかつすでに太陽光発電施設が設置してあることで発電としての収益も狙うことができ、一石二鳥の土地の収得ができます。
よって山などの土地を探すなら物件検索サイトのタイナビ発電所を活用して探すのがおすすめです、
